燃えたぎる夏のオトコと言ったら、そう、金濱です。

あれは日曜日の午後だった。私はカフェラテを飲みながら、新聞のテレビ欄を眺めていた。
あれ!テレビ番組のタイトルって結構同じパターンで作られてる!
私は一心不乱にキー局のテレビタイトルを調べた。

その中から自分なりに法則を見つけてみたので、キャッチコピーを考えるときなど参考にしてみて下さい。


【法則その1】びっくりワードをつける

バラエティ番組のほとんどに使われているのではないかという法則です。使い方は簡単。冒頭に勢いのある一言を加えて、びっくりマークを付けるだけ。これだけで相当キャッチーな文章になります。

(例)

赤丸!スクープ甲子園(日本テレビ)
踊る!さんま御殿!!(日本テレビ)
解決!ナイナイアンサー(日本テレビ)
幸せ!ボンビーガール(日本テレビ)
快脳!マジかるハテナ(日本テレビ)
それゆけ!ゲームパンサー!(日本テレビ)
ザ・狩人(ハンター)こちら地球情報局(日本テレビ)
ザ!世界仰天ニュース(日本テレビ)
ザ!鉄腕!DASH!!(日本テレビ)
それいけ!アンパンマン(日本テレビ)
いきなり!黄金伝説。(テレビ朝日)
GO!オスカル!X21(テレビ朝日)
お願い!ランキング(テレビ朝日)
激論!どっちマニア!!(テレビ朝日)
実録!これが世界のミステリー(テレビ朝日)
ドキドキ!プリキュア(テレビ朝日)
日本!食紀行(テレビ朝日)
魁!音楽番付(フジテレビ)
奇跡体験!アンビリバボー(フジテレビ)
超潜入!リアルスコープハイパー(フジテレビ)
爆笑!大日本アカン警察(フジテレビ)
爆報!THE フライデー(TBS)
噂の!東京マガジン(TBS)
開運!なんでも鑑定団(テレビ東京)
元祖!大食い王決定戦(テレビ東京)
完成!ドリームハウス(テレビ東京)
出没!アド街ック天国(テレビ東京)


【法則その2】疑問を投げかける

視聴者に疑問を投げかけるパターンです。質問されると思わずドキッとしてしまします。

(例)

ウチくる?(フジテレビ)
こんな感じでどうですか(フジテレビ)
ホンマでっか!?TV(フジテレビ)
私の何がイケないの?(TBS)
乃木坂って、どこ?(テレビ東京)


【法則その3】疑問をもたせる

法則2と似ていますが、視聴者に直接質問しない点がこのパターンです。「じゃあ何なの?」「それってどういうこと?」って思わせるタイトルになってますね。

(例)

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日本テレビ)
人狼~嘘つきは誰だ!?(フジテレビ)
はやく起きた朝は・・・(フジテレビ)
今、この顔がスゴい!(TBS)
世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~(テレビ東京)
Youは何しに日本へ?(テレビ東京)


【法則その4】パロディ・引用

有名なフレーズのパロディは覚えて貰いやすいという特徴があります。
変なプライドと罪悪感を捨て、常識の範囲内でパロりましょう。

(例)

そうだ旅(どっか)に行こう。(テレビ東京)

【法則その5】濁点を使う

今まで挙げてきたタイトルをもう一回見返してみてください。ほとんどのタイトルに濁点がついてます。理由は不明。でも濁点があると勢いを感じますね!
(実はこれ、あるテレビ番組のプロデューサーの方から教えてもらった法則です。業界のセオリーになっているらしい。。。)


やはりテレビ番組のタイトルには人目を引く文章術が詰まっています。これから新番組が出たらこんな視点でタイトルを見てみるのも面白いですね。
今後SREブログでは、キャッチコピーや文章術に関する記事も予定しています!

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