MTDDC Meetup 2015に参加してきました!

CMSサイト関連 Movable Type

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こんにちは、及川です!

先日、弊社Webサイトでもお知らせしたMTDDC Meetup 2015に参加してきました。 実際に参加しておもしろかったことを社内レポートも兼ねて、MTを日頃よく使ってらっしゃる方にも情報共有させていただきます!

MTDDC Meetup TOKYO とは

このイベントはシックス・アパート社ではなく、Movable Typeのユーザーグループである「MT東京」が主催しています。 シックス・アパート社は1スポンサーとして参加しているのですが、運営母体はMT東京に参加している方々です。

私も10年くらいMTやってますが、当時からMTを盛り上げてきた方々が、都内・地方(蝦夷〜九州まで)で更に精力的に活動されています。 最近はコワーキングスペースでの勉強会やハンズオンなど開催などもしてるようですし、 スタッフ側にいる方はMT界隈では名の知られたブログやMTプラグインなどを開発された方がたくさんいらっしゃいます。

「会ってみたい」と思う人には会えますし、みなさん声をかけても気軽に対応してくださるので、 基調講演から各セッション、懇親会まで楽しめる内容になっています。

個人的に面白かったMT・PowerCMSの内容をご紹介

いくつかセッションに参加させていただきましたが、特に気になったり面白かったな、という内容についてご紹介と、思ったことをシェアできればと思います。 正確には、セッションではなく、話題として出たテーマ、みたいなものも含んでおります。

MTコミュニティ高齢化問題とPerl限界説

MTにかぎらず、長くユーザーに愛されるソフトウェアやプログラミング言語は、集まるユーザーも歳を重ねていくので高齢化が進みます。私も歳をとりました(笑) Perl言語も同様で、今はRuby、Python、JavaScript、その他の言語もあり、時代の需要に合わせて変化していくため、利用できるユーザーが減っていきます。

オープンソースなら新しいものが出てきたら廃れてやむ無し、という感じはありますが、ビジネスとして展開しているMovable Typeにとっては大きな「課題」なようです。

MTのData API実装の狙いはCMSの機能強化というよりコミュニティの若返り!?

Movable Type 6 からData APIが実装されました。コンテンツのデータ管理プラットフォームとして活用できるように、という説明を聞いた記憶がありますが、裏テーマは「Perl以外でもMTを活用できるようにすることで、Perlを使わない若い人たちへの裾野を広げよう」という意図があったのかなと印象を受けました。

Webアプリケーションやスマホアプリなどを開発する上で、Perlを新しく学ぶエンジニアはやはり減ってきています。 サーバ側はRailsやそれに類似のフレームワーク、最近はElixrなど新しい概念をもったフレームワーク出てきていますし、フロントエンドはAngularJSやReact.jsなどが台頭してきています。

これらの技術に乗っていると自然とPerlからは遠ざかってしまうため、Data APIを用意して得意な言語に依存せず使ってもらえるMTを目指しているようです。

Data APIの活用例として、iPhoneアプリや自作できるChrome拡張などもgithubで公開されていたり、更新作業を手軽にするというのが活用例としては分かりやすかったと思います。 開発当時からセキュリティに強みを持つMTなので、Data API x セキュリティが今後の新しいかたちを作っていくかもしれません。

WordPressもData APIを実装するという噂ですが、セキュリティ怖いので個人的には開放したくないですね(笑)

PowerCMS初のクラウド版のリリース!

12/2にプレスリリースが発表されました。Azure上で動くPowerCMSのようです。 OSはUbuntuで、Apache+PSGI+MySQLの構成のようです。AzureだけどWindowsではないというのがポイントです。

また、Fontplusのライセンスも一緒について来るというのが、お客様も制作会社もイイトコドリしてますね。 MTプラグインのバージョンアップ管理機能なども備わっているらしく、ファイルアップロード不要でアップデートしてくれるようです。

MTのクラウド製品に共通しますが、サーバ側もカリカリにチューニングしているため、インストール版に比べて処理速度がびっくりするほど高速なことが特徴です。サーバ管理もお任せで不要なためサーバ担当者の人件費や運用保守費用まで考えると多少高くても目をつむれるのかもしれません。

WordPressも同様にクラウドサービスを提供されており、スピードを考えると最近のCMSはクラウドと切り離して考えるのが難しくなりつつあるかなという印象です。

個人的には金額的にお得感は感じられせんでした。 初期費用でインストール版のライセンスを支払って、更にサーバ代数万を月々支払う、というのはクラウドの魅力が半減してしまうかなという印象です。

エクセルのファイルアップロードだけ表データを管理できるSheetAssetが便利そう!

いろんなMTプラグインを開発・販売しているアイデアマンズの宮永さんが開発したMTプラグイン「SheetAsset」がかなり便利そうで、すぐにでもお客様に提案できそうな機能です。

ファイルアップロードで更新なんてかんたんすぎる

使い方はかんたんで、MTの管理画面でエクセルファイルをアップするカスタムフィールドを追加して、そこに該当ファイルをアップロードするだけで、任意の表形式のデータを、MTタグを使って自由なHTMLで表示できるというもの。

俺が考えるMTプラグイン「SheetAsset」の利用シナリオ

1ページで表示する内容、例えば商品リスト、店舗リストなどを、これまでは記事データとしてインポートしていたけれど、エクセルファイルを1つアップロードするだけになります。 記事データのインポートプラグインはいろいろありますが、カスタムフィールドの名前を合わせたり、MTの記事データに必須のデータを入れ忘れてエラーが出たり、そういった煩わしさが無くなると思うと更新のストレスがかなり減りそうです。

また、Dropboxとも連携していて、ローカルのPCで対象となるエクセルファイルを同期しておき、MT管理画面ではそのDropBox上のURLを登録しておくと、上書き保存するだけでMT上ではそのデータが利用されます。ただし、再構築は必要とのこと。

ここが不便なSheetAsset

便利だけど、これをつかうと承認ワークフローが使えなくなると導入先が限られてしまうなと感じました。 あと、run-periodic-tasksで自動再構築してくれたら、ローカルの作業だけで完全同期されてWebサイトが勝手に更新されるのでとっても楽ちんです。 今後の機能追加に期待したいです。

MTコミュニティ楽しかった!来年も参加するぞ!

去年も参加して今年も参加させていただき、MTコミュニティは活発でアクティブだなと再認識しました。 ただ、新規性としてのワクワク感は正直あまりなかったです。DataAPIも更新ツールに使われたり、検索結果に使われたり、といったくらいの例くらいだったのでコンテンツプラットフォームとして新しい活用例などが増えてくると、技術的にも面白くなるかなと感じています。

自分でも新たな活用方法を模索していきたいと思います。

cherry-pickはこれからもMTをガツガツ構築していきます!

MTインストール、MTテンプレート構築、MTプラグイン開発、MTバージョンアップ、MT管理画面のカスタマイズ、などなどお気軽にご相談ください!

次はMTやPowerCMSなど、パッケージ版、クラウドサービス、の料金比較などについて書いてみたいと思います。

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