CRM業界の雄「セールスフォース(Salesforce)」の投資先を調べてみた(日本編)

オウンドメディア関連 ベンチャー 経営 マーケティング

こんにちは、阿部です。
だんだんと夏の足音が聞こえてくる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
私たちは日々、オウンドメディアの未来に頭を悩ませる日々でございます。

さて、今回はあの有名な「セールスフォース」の日本攻略法を探るべくw、日本での投資先を調べてみました。

Salesforceってなんだ?そもそもCRMってなんだ?

セールスフォースはクラウドCRM(顧客情報管理)サービスを提供する会社です。
オウンドメディア担当者の方でも、メディアとCRMの連携を検討した際に一度は目にされていることでしょう。

ちなみにSalesforceは、フォーブス誌の「世界で最も革新的な企業」ランキングでは3年連続で1位の企業でもあります。
米IT調査会社のガートナーによると、CRMの世界マーケットシェアは14.0%でトップで、日本国内の営業支援システム(SFA)シェアの58.5%を占めているそうです。
wikipedia-セールスフォースより

salesforce-logo.png

ちなみに、CRMとは「Customer Relationship Management」の略です。CRMシステムは顧客情報や接触履歴(購買データ、問い合わせ、営業進捗など)をデータベースに保存し、それらを活用して顧客にアプローチすることで営業活動を促進することを目的に利用されています。
クロスセルを狙ったり、リピーターを獲得する際には欠かせないシステムですし、みなさん何かしらのCRMツールは使っているのではないでしょうか。

オウンドメディアとCRMの関係。

近々、私か弊社スタッフが記述すると思いますので、割愛します。
乞うご期待!

セールスフォースの、日本企業への資本・業務提携/出資先は...15社!(当社調べ)


弊社で調べたところ、15社に資本・業務提携していました。
大きく「営業力強化」「CRMへの入力強化(業界、チャネル、用途に特化)」「蓄積データの活用」の3つに分類できます。

下記にご紹介しますね。

サイダス(人材管理サービスCYDAS 2014/3/4に発表)

サイダスは、人材情報を正確にデータベース化し、登録した人材情報を活用するためのクラウドサービスCYDASを提供している企業です。
特徴としては人材情報を貯めるだけでなく活用するツールが豊富な点です。例えば、職務やポストにあった人材を探したり、蓄積したデータから分析を行うことができる機能が備わっています。
今後は、CYDASを「Force.com」で提供することを予定しており、Salesforce Sales CloudやSalesforce Chatterとの機能連携を図っていくことを予定しているそうです。

http://www.cydas.co.jp/

サイカ(統計分析アプリケーションadelie 2014/1/30に発表)

サイカは、「専門知識がなくても統計分析データを扱えるサービス」であるadelieを提供している企業で、adelieを含めたデータ解析技術を生かしたコンサルティングサービスも提供されています。
Salesforce Sales Cloudと連携した統計分析ツールの提供を予定しているとのことです。

http://xica-inc.com/
http://xica-inc.com/adelie/

アカウンティング・サース・ジャパン(会計事務所向けクラウド型会計システムA-SaaS 2013/6/13)

アカウンティング・サース・ジャパンは会計事務所および顧問先企業向けのシステムを核としたソリューションサービスを展開しています。
A-SaaSは会計事務所と顧問先企業の経理システムを連携・統合し、タイムリーに経営状況を把握し、会計事務所が顧問先企業の経営に深く・タイムリーに関与できることを目指すサービスです。
ちなみに、会計事務所から顧問先企業へは無償で経理アプリを提供するスタイルを取っています。会計事務所は顧問先企業の入力先業の負担軽減を、顧問先企業はコスト軽減を図れます。
出資後は、A-Saasを「Force.com」で提供し、プラットフォーム移行しています。

http://www.a-saas.com/

Sansan(クラウド名刺管理サービスSansan,アプリEight 2013/10/30)

Sansanは、クラウド名刺管理サービスSansanと、個人向けクラウド名刺管理アプリEightを提供しています。SanssanはLinknowledgeとから名前が変わってたんですね。
Sansanは名刺情報をスキャンして取り込みデータ化を行うことで営業活動を効率化するサービスで、埋もれがちな営業資産の掘り起こしなどにも効果を発揮しそうです。Eightは主にスマホアプリから名刺を取り込み、名刺データとソーシャルデータを連携するサービスです。両サービスももちろん連携されています。
資本提携以前からSalesforce Sales Cloudと連携機能が提供されており、Sansanの名刺情報とSalesforceの顧客データとの連携を図れます。
※最近も総額14.6億円の第三者割当増資が話題になっていましたね。

http://www.sansan.com/
http://www.linkknowledge.net/

パソナテキーラ(Salesforceの導入コンサルティング 2013/3/1)

パソナテキーラは、Salesforceの高度専門技術者を育成し、日本で導入コンサルティングや人材サービスを提供する企業です。
Salesforceの重要パートナー企業(プラチナパートナー)であるテキーラグループのノウハウを活用して、日本国内で独自の技術研修プログラムを開発してコンサルティングサービスを提供しています。
Salesforceの目的は営業力強化と言えそうです。

http://www.pasonatquila.com/

オークニー(クラウド型位置情報アプリケーションOrkney GeoGraph 2013/3/21)

オークニーは、位置情報活用型業務アプリケーションOrkney GeoGraphをはじめ、位置情報を活用する業務ソリューションを提供しています。Orkney GeoGraphは、外回りの営業担当の位置情報を計測することで最適な営業訪問ルートを割り出す営業支援機能や、営業活動の報告・情報共有を行う営業管理機能を提供しています。
セールスフォースとの提携は、企業内SNS機能「Chatter」との連携強化によりよりタイムリー・効率的な営業管理を狙ったようです。

http://orkney.co.jp/

トヨタメディアサービス(テレマティクスサービスの運用 2011/5/23に発表)

トヨタメディアサービスは、Webマーケティングサービスや、テレマティクス運用サービスの提供している企業です。 メーカー、ユーザー、ディーラー(販売店)の関係構築を支援する事業を展開しており、提携発表時には三者間でコミュニケーションをとれるSNSの構築を予定していたようです。ディーラー向けの営業支援システムなども提携しているようなので、そのあたりにもchatterなどが導入されているのかもしれません。

http://www.toyota-ms.co.jp/

チームスピリット(申請業務管理ソフト-ERPフロントウェア『チームスピリット』の提供 2011/10/31に発表)

チームスピリットは、勤怠管理・就業管理・経費精算・プロジェクト工数管理・企業内SNS・電子稟議をSalesforce上で登録・集計しやすくするサービスを提供している企業です。「Force.com」上で提供されるサービスであり、Salesforceイベントなどでもよくお見かけしますね。 チームスピリットのサービスは、Salesforceにも導入されておりますね。

http://www.teamspirit.co.jp/

ユビレジ(iPadを使ったPOSレジ「ユビレジ」の提供 2012/7/18)

ユビレジは、iPadを使ったPOSレジシステムで、店舗ではiPadをレジとして使い、売上などの会計データはクラウド上で確認ができるサービスで、iPadアプリとして提供されています。 課金体系としては、アプリ使用料とiPadなどの機器レンタル料。iPadはもちろん自社購入でも可能で、バーコードリーダーなどがレンタルされています。

https://ubiregi.com/ja/

ウフル(Salesforce導入支援からForce.comアプリケーションの提供まで)

(追記予定)

http://uhuru.co.jp/

ウイングアーク1st(国産BIツールDr.SumEA/MotionBoardを提供 2012/4/17)

ウイングアーク1stは、BIツールDr.SumEAを提供する企業です。
MotionBoardとSalesforceとの連携を行っており、Excelなどで蓄積された大量のデータをMotionBoardで可視化し、Salesforceに蓄積されたデータと合わせて分析したり、Salesforceに蓄積されたデータをより活用しやすくするサービスを提供しています。
Salesforceの導入支援もやっていますね。

http://www.wingarc.com/

シャノン(イベント・展示会・セミナーでの顧客管理ツールMarketingPlatform 2011/11/15)

シャノンは、主にイベントや展示会、セミナーの来場者の管理を行うCRMサービスであるMarketingPlatformと、付随するオプションサービス(イベント事務局や機材レンタルなど含む)を提供しています。マーケティングオートメーションツールの提供もおこなっており、イベントを軸とした見込み客の管理・関係強化・クロージングに特化しています。
Salesforceとの連携では「見込み客管理」機能の付与によりSalesforceのデータ統合を行っています。

http://www.shanon.co.jp/

ネットイヤーグループ(ネットマーケティング支援 2011/5/20)

ネットイヤーグループは、インターネット技術を活用したマーケティング業務支援をする企業で、Webサイト制作から経営コンサルティングまで提供しています。元々はISID(電通国際情報サービス)の米国部門だったんですね。
東証マザーズに上場しており、傘下にはWeb制作・運用会社、ソーシャルメディアマーケティング会社、クラウドサービス拡張機能を提供する会社があります。
Salesforceとの資本提携では、クラウドマーケットのセールス・マーケティング協働とソーシャルメディア時代の新しいカスタマーサポート支援を目指していたようです。

http://www.netyear.net/

ホットリンク(ソーシャルメディアデータの分析事業 2012/12/6)

ホットリンク社は、2ちゃんねるなどのソーシャルメディアデータを分析サービスを提供する企業です。
東証マザーズに上場しており、ソーシャルメディア分析ツール「クチコミ@係長」、ソーシャルリスクモニタリングサービス「e-mining」やビッグデータ分析コンサルティングサービスを提供しています。
Salesforceとの資本提携は、シナジーマーケティング社との資本提携と同時で、ソーシャルCRM領域へのサービス展開を促進することを発表しています。

http://www.hottolink.co.jp/

シナジーマーケティング(2010/10/5発表)

(追記予定)

http://www.synergy-marketing.co.jp/

以上、ご参考いただけましたでしょうか?

インバウンドマーケティングの考え方然り、オウンドメディアは「収益を上げ、営業活動につなげる」ことを求められています。
そのために、SalesforceなどのCRMツールや、買収企業の中で「CRMへの入力強化(業界、チャネル、用途に特化)」「蓄積データの活用」の機能を持つツールを活用していくことが今後更に必要になりそうですね。

いや...、もうなってますね!

(2014/5/29 13:15追記)
誤りや抜け漏れのご指摘がございまして、修正いたしました(一部修正中)。申し訳ございません。
また、ご指摘ありがとうございました。
その他も調査しきれていない箇所があるかと思います。お気づきの点がございましたら、ご指摘いただければ幸いです。

商品・サービスへのお問い合わせ

ご相談、お見積もりのご依頼など

お問い合せはこちら